ザウバーの来年用マシンC30の戦闘力はどれくらいですか?来年はカムイだけでなく日本のモータースポーツ界の命運がC30に全てが掛かっています。もし来年C30がトロロッソのような体たらくな戦闘力しかないと、たとえカムイがペレスに圧勝したとしてもトップチームはおろか中堅チームにも全く評価されずにカムイの3年目がなくなり、それは日本のモータースポーツ界がF1との繋がりを絶たれる瞬間でもあります。F1は「マシンが悪いから」という言い訳が通用しない結果で現れる数字だけで評価される冷酷な世界ですので、C30の失敗は即カムイの失脚に繋がります。来年に向けて少しはスポンサーが増えましたが、しかしそれは今年のBMWの支援と大差がないとの噂も聞き、ザウバーの台所事情は相変わらず苦しい状況のようです。来年はダブルデュフーザーが禁止されFダクト禁止の変わりに可変リアウイングが可能となり、「空力」に関しての技術力が大きく求められます。ザウバーの技術責任者であるジェームス・キーは機械工学の専門であり「空力」についての技術力がどれほどあるかは未知数です。ただ来年は前後の車重が規定されるのでその点ではキーは適任かもしれませんが、ザウバーはまだブローディフューザーも実戦で装備しておらず、また、サスペンションも時代遅れのもので、このオフに手掛けなければいけないセクションが山ほどあります。KERS搭載もありますし問題は山積みです。多くの方が来年のザウバーを楽観ししてますが、現実は飛躍を伺えるほど問題は少なくなく、現状はトロロッソよりも遅れを取っているのが現状で、仕事が多いあまりにまた信頼性の確保を怠って、今年の開幕4戦のような無様な戦績をまた繰り返す恐れが非常に高い確率であります。キーは現実を見据えてトップ4を食うとか夢を見ずに、あくまで中団で今年の後半くらいの戦いができるレベルのマシンを開発すべきだと思います。もうこのチームの癖とも言えるマシンの堅さはもうあきらめて、ドラッグが普通の直線スピードが普通レベルでサスも普通のマシンに仕上げればいいと思います。このように来年のザウバーもかなりの苦戦が予想されますが、皆さんが想像するザウバーの来年用マシンC30の戦闘力はどれくらいになると思いますか?それでもトップ4に食い込んだり表彰台に上がれると思いますか?
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